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「赤絵彫刻編壷大花瓶」琉球焼陶芸家「小橋川永昌 こばしがわ えいしょう」作(別名 二代目仁王) 1909〜1978琉球王朝時代から300年続く古窯【受賞歴】日本民芸協団賞受賞国展国画賞受賞タイムス芸術選大賞受賞現代の名工に選出(1977)勳六等瑞宝賞受賞大切なコレクションを出品します。本来なら、沖縄の博物館か美術館に収まるべき作品だと思います。アンティーク店なら、30かそれ以上の値段をつけてもおかしくない作品です。 永昌の死去から約50年。沖縄の壺屋で永昌の抱瓶や茶碗は今でも販売されることがありますが、壷は見かけません。例外的に「赤絵龍紋壷」は同じ図柄が数多く作成されたため、今でも市場に出ます(「開運!なんでも鑑定団 小橋川永昌」で検索して下さい)が、それと違いこの壷は共箱付きで形、図柄共に貴重な一点ものです。 この手の作品のほとんどは美術館や博物館に所蔵されているか、コレクターが大切に保管しているものになります。所々、釉薬が溶け込んでいない隙間がありますが、その部分の褐色は、沖縄の赤土の色です。 壺屋では環境問題により、薪を焚く登窯は取壊されましたが、この作品は登窯で焼かれたもので、電気窯やガス窯では出せない味のある色が出ています。永昌の死去が1978年、小橋川家の登窯は1980年頃に取り壊されています。 テーマは水の中。水中の水草をかき分けて、魚や蟹を覗いているような沖縄らしい図柄です。ナマズや鯉などの魚、反対面にはカニが描かれ、側面は水草のような模様が彫られて色付けされています。背景のカラフルな陸地は、永昌の得意な色付けがなされています。 永昌が遊び心を持って作成した作品で、同じ図柄や形の壷は美術館や博物館でも見たことがありません。今後これと同じような作品を入手できる可能性はかなり低いと思います。 焼物...壺屋焼サイズ… 高 約33センチ 最大幅 約23センチ 側面 約20センチ桐箱サイズ 28×28×39センチ
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陶芸家「小橋川永昌 こばしがわ えいしょう」作
(別名 二代目仁王) 1909〜1978
琉球王朝時代から300年続く古窯
【受賞歴】
日本民芸協団賞受賞
国展国画賞受賞
タイムス芸術選大賞受賞
現代の名工に選出(1977)
勳六等瑞宝賞受賞
大切なコレクションを出品します。本来なら、沖縄の博物館か美術館に収まるべき作品だと思います。アンティーク店なら、30かそれ以上の値段をつけてもおかしくない作品です。
永昌の死去から約50年。沖縄の壺屋で永昌の抱瓶や茶碗は今でも販売されることがありますが、壷は見かけません。
例外的に「赤絵龍紋壷」は同じ図柄が数多く作成されたため、今でも市場に出ます(「開運!なんでも鑑定団 小橋川永昌」で検索して下さい)が、それと違いこの壷は共箱付きで形、図柄共に貴重な一点ものです。
この手の作品のほとんどは美術館や博物館に所蔵されているか、コレクターが大切に保管しているものになります。所々、釉薬が溶け込んでいない隙間がありますが、その部分の褐色は、沖縄の赤土の色です。
壺屋では環境問題により、薪を焚く登窯は取壊されましたが、この作品は登窯で焼かれたもので、電気窯やガス窯では出せない味のある色が出ています。永昌の死去が1978年、小橋川家の登窯は1980年頃に取り壊されています。
テーマは水の中。水中の水草をかき分けて、魚や蟹を覗いているような沖縄らしい図柄です。ナマズや鯉などの魚、反対面にはカニが描かれ、側面は水草のような模様が彫られて色付けされています。
背景のカラフルな陸地は、永昌の得意な色付けがなされています。
永昌が遊び心を持って作成した作品で、同じ図柄や形の壷は美術館や博物館でも見たことがありません。今後これと同じような作品を入手できる可能性はかなり低いと思います。
焼物...壺屋焼
サイズ… 高 約33センチ
最大幅 約23センチ
側面 約20センチ
桐箱サイズ 28×28×39センチ